「お墓参りの時に「般若心経」をあげればいい。」

「全宗派共通のお経だから「般若心経」をよみましょう。」

 

なんてことを言う人が後を絶ちません。

こんなことを言う石屋さんも見てきました。

 

あえていいます。

般若心経をあげない宗派もありますよ!

 

 

代表的なのは「浄土真宗」と「日蓮宗」は読みません。お坊さんも練習したことないのでほとんどの人が読めません。

うちの妻も浄土真宗のお寺出身で、私の家も真宗大谷派ですが、集団で般若心経をよむ機会があり、私が(暗記しているため)経本なしで般若心経をよんでいると、「なんでよめるの??」と驚かれたことがあります。

私自身石屋で生まれ育っているので当たり前かと思っていましたが、違いました。

その代わり妻は親鸞聖人の書かれた「和讃」は僕よりもスラスラ言えます。これは僕が驚きました。

 

たまにご親戚とかに「読んでるお経間違えているよ」とツッコミを受けてしまい、不安になった方が私たち石屋や僧侶の方に、「般若心経はよんだらダメと言われたんですけどホントでしょうか?」と質問されます。

その際にさらに「間違ってるよ!○○をよみなさいよ!」なんていう人はほとんどいません。

 

ただし、よくある答えとして「般若心経よまれたからといって、ご先祖様が迷うとか祟られるなんてことはありませんよ」

という回答です。

 

この回答で、じゃあよんでいいんだと思われてしまうんですね。それでお墓の前で般若心経を読む方が多いんですね。

でも、僧侶の方は「正信偈をよんでほしいな」とか「法華経よんでほしいな」と実際は思っています。

私自身も浄土真宗のお墓の前で一生懸命に般若心経よんでいる方を、これまでにたくさん見てきました。

ホームページ上という不特定多数の方が見ていただける場なので、あえて書かせていただきます。

 

どうでしょう、もう一度自分の家の宗派はなにをお勤めするのか考えてみませんか?