能登半島地震の支援、自治体との災害協定、伝承碑の保全――石材産業協会の取り組み
名古屋の石材店「光徳石材」です。
先日、全国の石材業界が集まる災害対策のZOOM会議に参加しました
能登半島地震の被災地支援、自治体との災害協定、先人の教えを伝える自然災害伝承碑の保全など、「お墓と地域を災害から守る」ための取り組みが話し合われました。

(画像は写真を加工したイメージですがなぜか左下の人が面白くなってしまいました、、ごめんね白木さん)
本文
◆ 石材業界が集まる「災害対策の会議」って?
全国の石材店は、それぞれの地域でお墓の工事や修繕を行っています。
そんな石材店が集まって、「災害が起きたとき、お墓をどう守るか」を話し合っているのが、今回の石材産業協会 災害対策特別委員会です。
お墓は、ご家族が手を合わせる大切な場所。
だからこそ、地震や水害で倒れたり、傷んだりしたお墓を、できる限り早く、ていねいに元に戻したい。そんな想いで、各地の石材店が知恵を出し合っています。
◆ 能登半島地震の支援について
いまも続いているのが、能登半島地震の被災地のお寺・墓地の支援です。
- 倒れたお墓や灯籠の整理
- ご遺骨を守るための安全確保
- 危険な場所への注意看板の設置
こうした支援を、現地のご住職や自治体と相談しながら、少しずつ形にしています。被災地では、まず人の暮らしを立て直すことが優先されるため、お墓の修復はどうしても後回しになりがちです。
だからこそ、あせらず、何度も足を運び、ていねいに寄り添っていくことを大切にしています。
◆ 自治体との「災害協定」が広がっています
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、災害協定とは、
「大きな災害が起きたとき、石材店が自治体と協力してお墓や石の構造物の復旧にあたります」
という、あらかじめ交わしておく約束のことです。
現在、全国で61の自治体と協定が結ばれており、さらに広げていこうと、各地の石材店が動いています。
この協定があることで、
- 災害時にすぐ動ける体制が整う
- 平時でも、お墓に関する行政の相談相手になれる
- 石材店が、地域を守るパートナーとして認められる
といった良い流れが生まれます。
「お墓を守ることは、地域を守ること」――そんな考え方が少しずつ広がっています。
◆ 「自然災害伝承碑」をご存じですか?
昔の人は、大きな災害が起きたとき、その記憶を忘れないように、石の碑を建てて後世に伝えてきました。これを「自然災害伝承碑」といいます。
- 「この場所まで津波が来た」
- 「ここまで川が氾濫した」
- 「この山で土砂崩れが起きた」
先人からの、まさに“石のメッセージ”です。
今回の会議では、こうした伝承碑を調べ、守り、次の世代に伝えていく活動についても話し合われました。
石は、時代を超えて、大切なことを伝え続けてくれます。
石材に関わる私たちだからこそできる、地域への恩返しのような仕事です。
◆ 光徳石材からのご報告
私事ですが今月愛知県支部長に就任いたしました。
全国の仲間たちと手を携えながら、愛知・名古屋でも、
- お墓の建立・修繕
- 地震に強いお墓づくり
- 地域の伝承碑の保全
- お寺さん・自治体との関係づくり
などに、今まで以上に力を入れてまいります。
◆ おわりに
お墓は、ご家族が集まり、手を合わせ、心を整える大切な場所です。
そして石は、静かに、しかし確かに、世代をまたいで想いを伝えてくれる存在です。
光徳石材は、これからも全国の仲間たちと連携しながら、
愛知・名古屋の「お墓と地域」を災害から守る石材店として、できることを一つずつ積み重ねてまいります。
お墓のこと、ご先祖様のこと、地震や災害への備えのこと。
気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

1級お墓ディレクター・真宗大谷派教師・建築石材アドバイザー・石材産業協会災害委員の私が書きました!

お問い合わせ
ご依頼及び業務内容へのご質問などお気軽にお問い合わせください
※水曜定休日
