お墓にできること、納骨堂にできること

石屋の息子と生まれたから、お墓がいいって言っているのか。

少し冷静になって考えてみるのも面白いかと思って書いてみます。

いろいろ書いてみましたが、少し読みにくいので、「気になるところ」まで飛ばして読んでいただいたほうがいいかもしれません。

前半は「できることできないこと」後半は「気になること」として書いています。

 

目次

出来ること出来ないこと

お墓にできること

お水をかけることができる

お花を供えることができる

お香を供えることができる

ロウソクを供えることができる

家族だけで入れる

ふれることができる

字を刻むことができる

それぞれの想いで建てることができる

土に還すことができる(家族だけで)

霊園によっては宗教を変更することができる

撤去された後も頭石を残せるので歴史を残せる

 

お墓にできないこと

天気を気にせずお参りすること

 

納骨堂にできること

天気に関係なくお参りできること

お花をそなえなくてもいい

ロウソクをそなえなくてもいい

お掃除をしなくてもいい

お墓の形を決めなくてもいい

 

納骨堂にできないこと

お骨を家族だけで土に還すことはできない(必ずどこかで合祀されるため)

一般的な供養全般がほぼできない(出来てお焼香ぐらい)

 

永代供養墓にできること

ほったらかしにできる

※少し乱暴な書き方です。出来ることと、していいこととはでは同意義ではありませからね。

 

永代供養墓にできないこと

お骨を引っ越すこと

個別に収めること

 

出来ることできないことまとめ

さてどうでしょう?こうしてみるとお墓のできることって「手間」と考える人がいるという事なんでしょうね。僕自身はどうしても「人の用意した花」はやはり違和感があります。自分がお墓参りに行く時でも、やっぱりもらったお花じゃなく買ったお花でお参りしたいものです(一番素晴らしいのは「育てた花」だと思います)

「お花が常にきれいです。お墓の掃除する必要がありません。」って耳障りがいい言葉ですよね。それって正しいですか?お墓をお掃除することに意味があると思いますし、お墓参りに行ったときにお花が変わっていると、「ああ誰か来てくれたんだなぁ」って思えるのがやっぱりお墓のような気がします。だから基本的にお墓というのは、何時でもお参りできるように「外」にあるんじゃないでしょうか。

 

 

次にそれぞれ気になることをあげてみます。

それぞれ気になること

お墓で気になること

いくらかかるの?

手間がかかるんじゃないの?

 

納骨堂で気になること

立体駐車場みたいなのでいいの?

建物の耐久年数(コンクリートの平均寿命が47年・搬送機械の寿命が50~60年)が来たらどうなるの?

建て直しの時に、お骨はどうするの?

ランニングコストが高くない?

将来お参りに来てくれるの?

 

永代供養で気になること

どんな形で納骨されるの?

家族がお参り来てくれるの?

 

気になることまとめ

やっぱりお墓って「いくらかかるの?」に尽きると思います。かけようと思ったらいくらでもかけれますし、抑えようと思ったら抑えれます。お墓に至ってはかけ方次第になります。手間も同じでかけようと思えばかけれるし、かけなければいくらでも手を抜けます。ただし、お墓を建ててくださる方は「手間をかけてあげたい人がほとんど」だという事です。

 

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