オプションの押し売りはない?不安をなくし、納得してお墓づくりを進めるために

1級お墓ディレクター・真宗大谷派教師・建築石材アドバイザー・石材産業協会災害委員の私が答えます!
「見積もりを頼んだら、よく分からない“オプション”が次々に追加され、結局高くなるのでは?」——そんな不安、ありませんか。お墓づくりや墓所工事は人生で何度も経験することではないからこそ、専門用語や工程が多く、判断材料が見えにくいのが実情です。必要かどうか分からない提案を受け続けると、心配や疲れが先に立ち、「今はやめておこう」と感じてしまうこともあります。
私たちも、はじめて相談に来られる方から「他社で“今だけ割引だから”と追加を勧められ、戸惑った」という声を何度も聞いてきました。大切なのは、選択肢の数ではなく、納得して選べる状態にあること。つまり、「何が必要で、何が任意か」を明確にし、費用と効果の関係が見えることです。

光徳石材のご提案
- 必要性の説明を先に。 外柵や石塔の仕様、基礎工事、字彫りなど、必須項目とオプション項目を分けてご提示します。オプションの追加は「あるとこう変わる」を写真やカラー図面、実物サンプルで説明。見た目、耐久性、手入れの手間など、明確にします。
- 見積は「一式」ではなく内訳で。 材料のグレード、工期を明記。複数パターン(ベース案、耐久性重視案など)を横並び比較できるようにし、判断軸を共有します。
- 決めない自由を担保。 「今は不要」の選択を歓迎します。将来追加できる内容は、その可否と概算を事前にお知らせ。焦らせません。
- 第三者視点のチェック。 霊園規約や寺院の運用、施工条件に照らして「やらなくても良い」ものはハッキリ伝えます。逆に、後でやり直すと負担が大きい工程は優先度を上げてご提案します。
後悔の無い選択
押し売りのない提案は、結果として「後悔のない選択」につながります。例えば、免震パッドや基礎配筋の仕様は、見えない部分ですが後々の安心に直結します。一方で、石種の僅かな光沢差や意匠の微調整は、費用対効果を比較してから決めても遅くありません。私たちは、予算とご希望を踏まえて「今回やるべきこと」「先送りして良いこと」を仕分けし、情報を見える化します。
よくあるお悩みと解決策
- 見積が比較しづらい 内訳と写真付き仕様書、工事手順のフロー図をセットでお渡しします。各案の差額と効果をひと目で把握できます。
- 専門用語が難しい 現場写真や、実物サンプル、または霊苑を一緒に回り実物でご説明。わからないまま進めません。
- 追加の断り方が不安な方の為に任意項目は「保留」を標準選択に。担当者が霊園・寺院との調整上の影響も説明し、断るメリットと注意点を明示します。
- 工事後の追加は可能? 可能な内容は施工条件と費用感を事前に共有。将来のメンテや追加彫刻も見越した設計をご提案します。
まとめ
押し売りのないお墓づくりは、「必要性の明確化」と「判断材料の可視化」から生まれます。光徳石材は、選ばない理由も尊重し、納得して進められる計画をご一緒に作ります。まずは不安やご希望を、箇条書きのメモで構いませんのでお聞かせください。選択の自由を守りながら、後悔のない一歩をお手伝いします。

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