岡山県産 万成石

目次

産地

岡山県岡山市万成町

特徴

灰色の多い国産のなかで珍しく色目の物。古くから石材として重宝されており、関西を中心に広く使われている。

硬さ

★★★★

吸水

★★★

糠目なのに遅いという特徴

目の細かさ

★★★

使用されている場所

石原裕次郎墓所・高村幸太郎墓所・明治神宮絵画館

解説

石塔の中で淡いピンク系の石で、この色目から女性に多く好まれることが多い。名古屋ではグレーが基本になる為、あまり多く見かけることはないが、関西地区では神戸の「御影石」に似ている色合いからよく用いられる。

「さくら」を連想させるあでやかさが、万成石の一番の魅力。

硬さもあり、給水もムラなく進むため、年数を経た万成をみて決められる人も多い。

淡い色合いの中にも力強さも兼ね備えており、まさに亡き人思う「石塔」として素晴らしい石といえる。

芸能人や政治家の石塔にも用いられ彫刻家の作品や建材など広く用いられており、様々な場所で使われています。

長い年月を経ても変わらないその美しい風合いから、多くの著名人・芸術家にも好まれている石材として知られます。

注意点

名古屋のお墓を見慣れているとやや石目が大きく見えてしまいます(全国的に見れば標準であり大きいことはない)

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