「墓所参り(むしょうまいり)」という言葉、初めて聞きました。

先日、お客様との何気ない会話の中で、初めて「墓所参り(むしょうまいり)」という言葉を聞きました。

「うちではね、毎年お盆にお墓の直前の夜にお墓の前でスイカを食べるんですよ。昔から”むしょうまいり”って呼んでてね。」

そのひと言に、思わず「え、初めて聞きました!」と声が出てしまいました。石材屋として長年お墓に関わってきた私たちでも、知らない風習があるものだな、と。その感動を、今日はここに書き留めておきたいと思います。


「墓所参り(むしょうまいり)」ってどんな風習?

お客様によると、名古屋市緑区の鳴海地区あたりでは、お盆の直前の夜にお墓へスイカを持っていき、お墓を掃除した後お墓の前でみんなで一緒に食べながらお参りをする風習があるそうです。その場でスイカを切って、ご先祖様にもお供えして、家族でわいわいいただく。それが「墓所参り(むしょうまいり)」と呼ばれているのだとか。

文献に残るような大きな民俗行事というわけではないかもしれません。でも、何代にもわたって家族の中で当たり前のように受け継がれてきた、暮らしの知恵と温かさがつまった慣わしだと感じました。


聞いたとき、正直うれしかった。

「スイカを食べながら、先祖様もきっと喜んでくれていると思います」と、お客様はにこやかにおっしゃっていました。

夏の暑い盛り、お墓の前でスイカを頬張る家族の姿。そこには笑顔があって、会話があって、亡くなった方への想いがある。なんてほっこりとした光景だろう、と想像するだけで胸が温かくなりました。

また、お盆の直前に暑い日る中を避けて夜にお掃除をするもの非常に理にかなっていると思います。

お墓まいりって、どうしても「しなければならないもの」として捉えられがちです。でも「墓所参り」を聞いて気づいたのは、お墓はもっと自由で、もっと明るい場所でもいい、ということ。ご先祖様と一緒においしいものを食べて、家族みんなで笑って過ごす場所として、お墓があってもいい。


お墓は、家族が集まる場所。

光徳石材は、名古屋市緑区を中心にお墓づくりやお手入れのお手伝いをしてきました。毎年たくさんのご家族のお墓に向き合う中で、それぞれのご家族に「うちだけの大切な風習」があることを、改めて感じます。

「墓所参り」もそのひとつ。形はどうあれ、大切な方を想って手を合わせる気持ちが、お墓まいりの本質だと思います。そして、その場所をきれいに、安心して使える状態に保つことが、私たちの仕事です。

お盆の前後に、お墓の汚れが気になったときは、ぜひ光徳石材にご相談ください。お墓のクリーニングや補修も承っています。

今年のお盆、「墓所参り」を試してみるのもいいかもしれませんね。スイカを持って、ご先祖様に会いに行く。きっと、笑顔のお参りになると思います。


📞 お墓のご相談は光徳石材まで:052-773-1480 受付時間:9:00〜17:00(水曜定休)

名古屋の墓地と墓石の風景

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